眼精疲労の治し方|あなたの目はどのタイプ?原因から治し方まで徹底解説!

皆さんは、眼精疲労に悩まされていませんか

近年、日本ではVDT(画像情報端末)の普及により、疲れ目や充血などの眼精疲労に悩まされる人が急増しています。もはや現代病と言っても過言ではないこの眼精疲労ですが、軽視してはいけません。放っておくと悪化し、様々な病気を併発する可能性もあります。

今回はそんな眼精疲労の治し方についてご紹介していきます

この記事を読むことで、きちんと自分の目の状態を知り、適切な対処法を取ることが出来、眼精疲労を防ぐことが出来ますので是非チェックしてみて下さいね。

1.眼精疲労とは

眼精疲労の日本眼科学会の定義では、『視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態』とされています(日本眼科学会公式HP抜粋)。

単に目のかすみなどの症状だけでなく、頭痛や肩こりなど、目以外の部分に現れる症状も眼精疲労とされます。

また、「視作業を続けることにより」と定義づけがありますが、実際に世間一般で「眼精疲労」と呼ばれるものはこれに留まらず、あらゆる原因により発症します。この眼精疲労の原因については3章でご紹介します。

まずは、詳しく眼精疲労の症状について見ていきましょう。

2.眼精疲労の種類

どういった症状を眼精疲労と呼ぶのか、詳しくご紹介します。あなたの目に当てはまるものがないかどうか、チェックしてみて下さい。

2-1.目のかすみ・疲れ

代表的なものが目のかすみ・疲れです。

なんとなく視界が曇り、ピントが合わせづらくなったりする症状を指します。また、なんとなく目が疲れているような感覚があるというのも眼精疲労の症状の一種なのです。

【2-2.目の痛み・充血】

目の痛み充血も眼精疲労の一種に該当します。眼精の疲労という言葉と痛みや充血は、中々結びつかないかもしれませんが、このような症状が出たらまず眼精疲労だと認識しましょう。

【2-3.目が重い・しょぼしょぼする】

まぶたが重いような感覚や、目にぼんやりとした膜が張っているような気がして何度も瞬きしてしまうといったものも、眼精疲労の症状です。

目がシャキッとしない目覚めたような感覚がしないというのもこの症状に当たります。

【2-4.眩しい・涙が出る】

そこまで晴れていない空を見上げてもひどく眩しさを感じる場合や、目に異物が入ったわけでもなく涙がでるのも眼精疲労の症状です。

これと同様に、目がチカチカするといった症状も、長時間のパソコン業務などによる眼精疲労の症状としてよくあるものですので注意しましょう。

【2-5.その他 目以外に出る諸症状】

先ほども少し触れたように、目に直接的に出るものだけが眼精疲労の症状ではありません。目の周辺には体のあらゆる神経が集中しています。そのため、目の神経が疲れて血行が凝り固まると、頭や肩などの周辺部位にも異常をきたすことが多いのです。

具体的には偏頭痛肩こりめまい吐き気倦怠感などが挙げられます。これらの症状が限定的に出た場合、必ずしも眼精疲労が原因とは断言できませんが可能性はあります。

このような症状が起きる前に、目の疲れや充血などが思い当れば眼精疲労由来の症状である可能性が高いでしょう。

特にめまいや吐き気まで症状が進むと、かなり眼精疲労が悪化している状況と言えるので注意しましょう。

3.眼精疲労の原因5パターン

ここまで眼精疲労の具体的な症状についてご説明してきましたが、そもそも眼精疲労とはなぜ起こるのでしょうか。眼精疲労に悩まされている人は全員がパソコンでの長時間ワークをしているのかというと、決してそうではありません。

実は、眼精疲労の原因はパソコンやゲームのやりすぎだけではないのです。これを知らずに、あなたも無意識に眼精疲労を引き起こす生活をしている可能性があります。

また、原因を知らなくては対策もすることが出来ません。

ここからは眼精疲労の原因をご紹介していきます。自分の眼精疲労パターンについて、どの原因に該当するか確認しながら読んでみて下さい。

【3-1.目の病気】

実は、眼精疲労と呼ばれる症状が確認できたときに最初に疑うべきは「目の病気」です。

「ただの疲労で病気?」と思うかもしれませんが、眼精疲労という名前はそれに該当する症状全般を指す言葉です。隠れている目の病気が、先ほどご紹介したような諸症状を引き起こしている可能性もあります。

考えられる病気を具体的に挙げていきましょう。

一般的なものでいえばまずドライアイです。これは角膜や結膜の水分が欠乏する病気の一つで、しばしば眼精疲労の症状を伴います。

つづいて白内障です。白内障は目の水晶体が濁る病気ですので、これにより視力が低下するほか、眩しさを感じるようになり、眼精疲労の原因となる可能性もあります。

次に緑内障です。緑内障の方は眼圧が高い方が多いため、頭痛を引き起こす原因になります。最後に眼瞼下垂という病気です。この病気はまぶたが垂れ下がってくる病気なので、物を見るときに頭を後ろにそらすような動作が必要になり、首のこりなどを始めとする眼精疲労諸症状を伴います。

また、近視乱視老眼もこの中の一つです。病気ではありませんが、視力低下に伴いピントを合わせようと首を前に出すような姿勢になり、目の水晶体を調節する筋肉の緊張状態が続きます。そのため、目だけでなく首のこりなども併発することがしばしばあります。

【3-2.目の使い過ぎなどに問題がある】

皆さんが一番よくご存知の眼精疲労の原因はこれではないでしょうか。

やはりパソコンやスマホを長時間眺める機会が増えた現代においては、目への負担がどうしてもかかってしまいます。特に1日中画面を見て仕事をするような方は、この目の使い過ぎが原因で眼精疲労になるパターンがよくあります。

【3-3.体の病気が目に表れている】

実は目の病気だけでなく、体の他の部分、もしくは全体の病気の症状が目に出ることもあります。

具体的には風邪インフルエンザ自律神経失調症更年期障害虫歯歯周病で眼精疲労が起こることも珍しくありません。

【3-4.ストレスの影響】

ストレスが眼精疲労の原因となる場合もあります。人間はストレスを感じると、不整脈高血圧などの諸症状が出ます。その一端として、眼精疲労が発症することもあるのです。

4.眼精疲労が起きたら?確認事項3点

ここまで眼精疲労の様々な原因をご紹介してきました。

目は体のあらゆる影響を受けやすい部分ですので、眼精疲労になるパターンも様々です。「ただの眼精疲労かな?」と思いきや白内障の初期症状だったなんてことは怖いですよね。

ここからは、もし眼精疲労が起きてしまったらどのように対処していけばいいかをご説明していきます。

【4-1.すぐに病気のチェックを!】

まずは、先ほどご紹介したように眼精疲労の症状はあらゆる目の病気の症状とも重なります。軽く考えていた眼精疲労が失明を引き起こすこともあり得ない話ではありません。

目は視神経をつかさどる大切な体の一部です。

もし、少しでもいつもと目の様子が違う、もしくは眼精疲労にあたる症状を強く感じるようであれば早めの受診をおすすめします。長時間のパソコン作業などに心当たりがない場合は尚更です。

検診の結果、単なるドライアイであれば、それはそれで目薬を処方してもらえます。症状が悪化する前の早めの対応が大切です。

【4-2.眼鏡やコンタクトの度を確認】

もし眼鏡コンタクトを着用している方で眼精疲労にお悩みの方がいれば、度があっていない可能性があります。自分の視力に合っていない眼鏡は、逆に目の筋肉を不要に疲れさせてしまいます。

「最近視力が低下したな」と思いつつ、眼鏡やコンタクトの度を変えずに使い続けている場合は、新しいものに作り替えましょう。

目にとって見やすい環境づくりをしてあげることも、眼精疲労への対策として有効です。

【4-3.目の使い方の見直し】

勿論目の使い過ぎに自覚のある方はその環境を見直しましょう。パソコンやスマホ、ゲームをしすぎていませんか?

どうしても長時間のパソコン業務をしなくてはいけない環境の方は、適宜他の所を見て目を休ませるほか、ブルーライト眼鏡を着用して少しでも目への負担を減らすことが大事です。

また、スマホやゲームについても同様で、ついつい集中して見てしまいがちですが適宜休憩をはさんで目を休めましょう。

こういった日常的な目への気遣いで、眼精疲労の症状はぐっと収まります。

5.眼精疲労に効く!効果的な対処法

環境の見直しをしてもなお、疲れ目などの眼精疲労症状が治らないというあなたに、眼科に行かなくても出来る対処法を伝授します。

眼精疲労は目を酷使することにより、目の筋肉や周辺の血管が凝り固まることで起こります。

そのため、それらをほぐしてあげることで眼精疲労の症状はやわらぐのです。

【5-1.目の体操】

目自体を動かして中の筋肉をほぐしてあげる運動です。

  1. 目を上下左右に大きく見まわします。
  2. これを数回繰り返します。
  3. 目を閉じて10秒ほど休めます。

この運動を寝る前や作業後に何セットか行うことで、一点を注視することなどで凝っていた目の筋肉全体をほぐせます。大きく見まわす際にはあまり無理をせず、目の動く範囲で行いましょう。

【5-2.目のマッサージ】

次に手で行う目のマッサージです。

  1. 指先で、目の周りの骨にあたる部分を確認します。
  2. 目の周囲の骨にそって優しく円を描くように押していきます。
  3. 気持ちいいと思う所があれば重点的にマッサージしましょう。

※眼球にあたる部分を押さないように注意しましょう。

これにより、目の周りの神経や筋肉がほぐれていく他、手の体温で目が温められ血行もよくなります

【5-3.目の反射区のマッサージ】

目の反射区という部位があります。そこを押すことで目の血管に繋がり、眼精疲労改善に効果的です。簡単に言うとツボ押しです。

  1. 親指と人差し指の間のくぼみを手で確認
  2. そこを数秒かけて押し込む
  3. それを何セットか行い、手を交代して再度実施

このツボは合谷と呼ばれるツボで、万能のツボともされています。手にはあらゆる部位へつながる神経が通っており、この合谷もその一つです。

【5-4.こめかみ・耳のマッサージ】

こめかみや耳の後ろを指先で押す両方の耳を軽く引っ張りくるくると回す方法も、こった視神経をほぐすのに効果的です。

押しすぎると逆効果になってしまいますので、気持ちいいくらいでやめておきましょう。

【5-5.目を温める】

目を温めるのも、血行を改善し眼精疲労に効果的です。

蒸しタオルなどを目の上にのせて10分ほど置く方法があります。市販の目を温めて眼精疲労を取る商品などもありますので、それもおススメです。

【5-6.ヘッドスパ】

時間に余裕のある方はヘッドスパなどを利用するのも良いでしょう。

目周りだけでなく、頭全体の血行をほぐし頭皮にも良い影響が出るのがヘッドスパです。じんわりと頭から首までのこりがほぐれていくのでおススメです。

自分へのご褒美などに検討してみてはいかがでしょうか。

6.眼精疲労は起きる前に予防しましょう

眼精疲労の治し方についてご紹介してきましたが、そもそも出来れば眼精疲労に悩まされたくないですよね。環境の見直しに加えて、これからご紹介することを実践していけば眼精疲労を予防する事ができます。

【6-1.十分な睡眠と血行促進】

まずは、睡眠をきちんととることです。目は睡眠をとっている間しか休むことが出来ませんので、しっかり夜は寝て休ませてあげるように意識しましょう。

また、眼精疲労は血行の不良からくるものもあります。そのため、長時間同じ姿勢でいる方は特に血行を良く保つことを日々意識することが大切です。

【6-2.疲れ目に効くおすすめ栄養素】

疲れ目の対策は、日々の食事からも出来ます。眼精疲労に効果的な食材を見ていきましょう。

ビタミンAは角膜や網膜の働きを助け、涙の量を一定量に保つ働きがあります。うなぎレバーにんじん小松菜などに多く含まれます。
ビタミンBは視神経の働きを活性化し、目の粘膜組織が生成するのに不可欠なもので、牡蠣アサリうなぎ豚肉などに含まれています。

これらを積極的に摂取することで、目にも良い栄養素を摂ることが出来ます。もちろん日々の食生活はバランスが大切ですが、このような栄養素について知っておくと、眼精疲労になっても効果的に食事をとることが出来ます。

【6-3.ストレスは適宜発散!】

最後に、ストレスは日常生活の中でため込まず適宜発散しましょう。ストレスが原因の眼精疲労は、ストレス自体を取り除かない限りは、完全な対策を取れません。

過度なストレスは目だけでなく体全体にも悪影響ですので、きちんと発散しましょう。

7.まとめ

眼精疲労の治し方についてお分かりいただけたでしょうか。

眼精疲労はその原因から突き止め、それに応じた対策をきちんと行っていくことで改善できます。今まさに目の疲れなどでお悩みの方もこの記事を参考に、自分に合った治し方を実践してみて下さい。